むくむくアーカイブス 最新更新日 2012.3.1

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むくむくにっき記事抜粋-2004.5-
2004.5.14〜2004.5.31
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農的生活の方へ-02- 05月31日(月) 
 

生活のスタイルが少しずつ変ってきています。
自給自足のネットワークつくりってことも考えたりしています。

     

この朝、妹がほうれんそうを持ってきてくれました。
朝に採ったのをお話し相手の手土産に持ってきてくれました。
自給自足を単独ではできないけれどネットワーク組めばできる。
この基本のかたちを作っていくには
自分も何かを生産するということが必要だと思っています。

生産と消費が一体としてあることが必要なんやろな〜ってね。
このほうれんそう、農薬なしの採れたてなんで、
生サラダにしてサクサクいただきました。
そうなん、あのはたけに育ったほうれんそうなんや〜って
そう思うだけでも、そりゃおいしいですよね(笑)

むくむく通信、朝のニュースでした^o^
 

農的生活の方へ 05月30日(日) 
 
きょうは5月30日もう5月も終わりですね。
なんとなく暑くって空がどよんでいて気分がめいります。

   

この3日間は農的生活に親しんできました。
土とたわむれることってなにかしら身体を意識しますね。
日常は町の中で目と頭ばっかり使って仕事をしています。
ひとにはそれぞれの生活の形があってそのことの繰り返し。
一日におおきな変化もなくただただ時間が過ぎ去っていく。

日常とは怠惰でうっとおしいものですが
その時間のなかに意味をみつけることが必要なんでしょうね。
生活時間の組みなおしを始めて2年の日々がたちました。
パンをつくりはたけを耕し晴耕雨読に少しは近づいたかな〜
自分を全体でとらえることっていう宿題を出してあげたんです。
こころとからだを全体でとらえる感覚を培うことってね。

虚構ではない生活空間をつくりたいな〜
からだが土に密着した生活をつくりたいな〜
感動の源泉を光と土のなかにみいだすこと。
その環境のなかで自分の在処をとらえていくこと。

でもなかなか思うようにはいかないですね(笑)
日曜日の朝に よいしょ さあ がんばろ〜!(笑)
写真は菜の花。
 
花物語-つつじ- 05月26日(水)
 
花に魅せられていくわたしのこころ
5月はつつじの花が咲いています。

     

花の魅力はその美しさに情感が揺すぶられることにあります
わたしの生活時間のなかに様々なお花が織り込まれています
この花-つつじ-もそのひとつです

普段は気にも留められなくて緑の葉っぱだけなのに
1年にほんの少しの時間だけわたしに自己主張しますね
紅や黄や白のお化粧をして見せびらかすんですよね

見せられるわたしにも好き嫌いの感情が湧いてきますよ
相性というのもあるんですよね
気が合うとか合わないとかですよね

わたしどっちかいうと和風なイメージのお花が好きなんです
わたしを培ってきた風土に同化しているんですね、きっと
あなたとわたしが同じ磁場にあるな〜って感じるんです

今はきれいなあなたのおめかし姿を写真に撮ってあげて
もうあなたが不在になってしまってもこうしてお会いできます
再会するたびにわたしのこころが揺らめきます 心憎いくらい!!
 
朝の光 05月24日(月)  
 
朝の光はご来光-ごらいこう-っていうんですね、
空が薄紫から白にかわりくるころ光のすじがあらわれます。

     

そんなときって、からだが気の象限に同化しているんやな〜
光によって感情がつくられてきたんや〜って実感です

やまの湧き水を汲みにいきます
やまに礼拝(なんかそんなんになってしまいましたね)して
ペットポトル(現代的)を水で満タンにして
わたしの朝一番、そこでお水をいただきま〜す

そのお山には天女さんが鎮座されていてご利益いっぱい
やまの気と光と水でそれだけでこころ開かれて
奥深〜くのひとりぽっち感が昇華していくような感じです

まだ都会がなかったころって人間みんな
こんな感じであった・・・ってことでしょうね

いまこんなことは自然派を自認することで
求めていかないと得られないものになってしまったね

5/24朝に記す
 
 いわし-鰯- 05月23日(日)
 
ちょっとちょっと聞いてよ、いわしの話
いわし-鰯-っていうお魚の話なんです。

    

先日、お魚やさんの店先に獲れたてのいわしが
ザル一杯100円で出ていたんです、それで二杯買いました
生のいわしって最近お店であんまり見かけなくなりましたね
それでたまに見つけたときに買うんです
このときはザル一杯で20匹ありました、
つまり全部で40匹あったんです^o^単価一匹5円です^o^
新鮮さからいってこれまでの最安値でしたね
で、さっそく塩水につけて日干しにしてみたんです
これで二人4食分です(簡単な算数です!)

いわしって天然だし栄養価もあって健康食品だけど
どうしてか店先に出てきませんね
養殖ものの高級魚の餌になるんやろかね?
それともあんまり買い手がないんやろかね?
確かに生は鮮度が直に落ちてしまうしやっかいものなので
浜で加工しちゃうのかな?

そんなこんなを思いめぐらせながら竹串をめにさして
だから-めざし-っていうんですけど
これはあまりいい感じのする作業ではないです
いわしが可哀そうでたまらない気持になります

むかしの儀式で生き物の霊を
お礼をもって送るのがあったようですけど
その気持わかるな〜
このお口に入ってくれる生き物への感謝!なんやね〜

なるべくお金を使わない自給派にとっては
こんなとき嬉しいような申し訳ないような複雑な気持なんです

日曜日の朝に・・・思ったこと(自戒)
 
朝の食メニュー 05月22日(土)  
 
たまには贅沢してもいいかな〜って思って
朝のテーブルにいっぱい並べたメニューです

   

山の家に出かけたときの朝っていうのは
気儘にゆっくりとした時間をつくろうと思ってね
こんな贅沢なメニューにしたんです。

この日の特別メニューは
はたけから摘んできた菜っ葉にベーコンを添えた一品

食べることに時間を費やす
この時間を以前はむだな時間だ〜って思ってました
だって消費するだけの時間って無駄で
時間はお金をもうけることに費やしたい〜
こう思うも思わないもそうしなけりゃいけない生活スタイルだった

理想を追求できる年代になってきて
なにが理想の生活スタイル?って問いかけてきて
ようやく落ち着いた先がね
なんでも手作りと相手が見えるなかでの生活ってこと
フリー稼業になって極端に収入細ったけれど
そのぶんいっぱい得してるような気分になってます

 
ぱん作りのおはなし 05月21日(金)
 
手作りっていうのは作る人のそのときの気分によって味がちがう

自然を相手にたちふるまうのだからそれは成り行きまかせ

   

工業化と均一化したものが商品になるという原則をこえて

その時々の自然にまかせて出来上がりのバリエーションを楽しむ

ぱんを作ることはそのなかに自分の在処をさがすこと
こんな言い方すると哲学みたいになっちゃうけれど
個々の人間の表面が均一化されて
あるカテゴリーに分類されちゃうことについての駄々こねですね(笑)

このように考えるとぱん作りって自分を取り戻していく作業のようですね
こどもが自己主張するようにわたしの存在を自己主張する

この写真に撮られたチーズぱんは自己主張してますよね(笑)
作ったひとも自己主張してるんです(笑)
そしてこのサイトにこんなこと記載してるわたし・・・

手作りぱんが芸術作品になりうるか^o^ということは
デュシャンが便器を泉と名づけて美術館に置いたことの
言ってみりれば現代版やろな〜って思ってるん^o^

今日はちょっとむつかしくなってしまった感がありますが
からだ使って知恵だしてえいこらえいこら汗かくのって
これが基本ですよね、理屈はいらな〜いですね。
 
野草茶-すぎな- 05月20日(木)
 
山や野に自生している草花を摘んできて
お料理に使ったりお茶にしたりでのんきな日々

    

これは-すぎな茶-
春にこどもの-つくし-が出てきてお母さんの-すぎな-が出てきて
里山の野いちめんが緑になります。
そんな頃に摘んであげた-すぎな-を陰干しで乾燥させてお茶にする。
和製ハーブですね^o^

朝の食事がおわってしばらく気儘な時間をすごして
さあ、お茶にしよう〜〜そんなとき
ハーブティーか野草ティー、気分によって、直感ですね(笑)
今日は-すぎな-にしよう!なんて気儘にポットに入れて飲む

なんでも手作りで〜というのはひとつの生活スタイルですね
時間はお金なり、から少しずつ遠ざかって
時間は宇宙の気なり、へと少しずつ近づいて
そこにはからだとこころの開放があるような感じがしています

 ぱんの元種 05月19日(水)
 
おはよう!
きょうは曇り空、ちょっと爽やかというよりしっとりです。
パンの話で情報がいっぱい集まってきています。

    

わたしの手元の液種と元種の写真を掲載します。
ドライレーズンを密封ビンにいれて酵母発酵中と
第一次元種を仕込んだところの写真です。

下に足温器を入れていて温度調節をしていきます。
上からバスタオルをかけたり外したりしながら、
でも真夜中はそのままですね。
温度管理も発酵時間もけっこうアバウトにやってますね。

昨日はこの液種がへたっていたんでしょうかね?
うまく膨らまなかったですね。
それで出来上がったパンを薄切りにして
ピザソースをぬってチーズをのせてトースターで焼いたら
けっこうおいしく食べられました^o^

パンをつくるってけっこう難しいです
これは芸術作品つくりなんですね。
写真の暗室作業や小説書く密室作業とかと
同じ感覚ですね。
パンについてはこのように芸術の作業だとの認識ですね。
 
ハーブのはなし 05月18日(火)
 
ハーブの葉がでてきました
これはレモンバームでしょうか?

   

名前を覚えるのが得意でないので
つまり暗記力が弱いのでこんなとき困るんですが
これはハーブですねレモンバームだと思います。

指先で擦って香りをかぐと甘いにおいがしました
これからの季節 野外のテーブルでお休みするとき
ハーブのお茶ってけっこう気持いいんです
でもあんまり人に言いたくない気持があって
その原因というのが西欧風なことなんですね
すっかり西欧文化に親しんでしまったわたしのことを
わたし自身がいやがってるんですね 最近(笑)

でもグリーンティーよりコーヒーですし
野草茶よりもハーブ茶がお口に合うような感じがしますし
朝食はご飯よりパンがわたしにあってるような感じがします

スローフードとか地産地消と自給自足とかの流れを見てくるなかで
どうも気になってくるのがわたしの趣向が培われてきた源泉なんです
 
苺のジャム 05月17日(月)
 
苺が手にはいったのでジャムにしました。
自然酵母パンにのせて朝のメインにしました。

    

苺をお砂糖で煮てあげてできあがった苺ジャムです
いっさいの添加物なしですから苺は形のまま
とろみもお砂糖の水を濃くしたほどのとろみだけ

いつもはヨーグルトに混ぜて食べるのですけど
きょうは自家製自然酵母パンにのせて食べてみました
味がどうこうというよりも親しみ感なんですね
それと安心感ですね
うれしいですね^o^

これは庭で採れた苺ではないんです
市場のくだもの屋さんで買ってきた苺です
ちょっと小粒だし商品価値は低いのでしょうね
お砂糖はスプーン印の上白糖です

食べ物に親しみを感じてあげることって大切なこと
その気持が健康の元でもありそうですね
こだわってあげることで元気をいただいているみたいです
 
雨雨降レ降レ 05月16日(日)
 
朝から雨の日曜日です。
わたしの作っているホームページを一巡修正してきてここに至りました。
ここでは「むくむくにっき」っていうお名前をつけてあげて、
毎日だいたい写真いりで日記をかいていますけれど今日は写真なし。
だってこのサイトには写真が100枚限りでしょ、それに最大50KBのしか載せられないでしょ、
わたしって写真をよく撮っていますが、いざのこと思って一枚のサイズが1MBちかくになっていて、
小さくしても載せられないことがあって、あまり画像が荒くなるのもいやなので、
今日は文字だけにしようかな〜〜と思ったわけ。

新しい企画は「写真ワークショップ京都」って呼んであげているんです、これを制作中。
カリキュラムなんかは出来てるので、枠付けをしてあげればいいだけなんですけれどね。

●「最先端お百姓」宣言
第一条 食べ物を生産・加工するひとは芸術家です。
芸術作品を創るひとはお百姓です。
第二条 生産消費をあわせてできるひとは最先端お百姓です。
別名を「最先端芸術家」と呼称します。

こんな宣言を発したりして(笑)ね。
生活のあり方とか芸術のあり方とか、そんなのを新たな枠に作り変えたいなんて思っているんですね、
無謀ですね〜、そんなんしてたら世界を敵にしてしまうぞ〜〜なんて声もどっかから聞こえてきそうですけど、
でも今日は雨雨の日だからいいよね〜(笑)

でも、ないものを作り出すってけっこうわくわくするじゃないですか、
そのわくわく感がいいんですけど、これは不安感も醸成してしまいますね、
でもやめられないやめられない、快感につながっていくかも知れないですしね、
といいながらここまで来てしまったんです(笑)

雨雨の2004.5.16記
 
ローズマリーの花 05月15日(土)
 
ローズマリーの花が咲いていました

    

ローズマリーというハーブは思い出「記憶」の象徴ですって!
ローズマリーって強〜い香りがします
お肉料理のときに少し入れてあげるだけで強く自己主張します
花は紫&青をミックスしたような深い色ですね

記憶といえば写真に一番とおい存在です
だって写真には記憶の像なんて写せないんですからね
なのにわたしは記憶をとどめておこうと写真に撮る
写っている物ってその時そこに在った物です

あとは人間の側にゆだねられた心のあり方
嬉しくもあり悲しくもあり記憶の像はこころでゆらめきます
遠くにいると遠い思い出がよみがえってきます
たしかにローズマリーの花を見ていると思い出が
よみがえってきては風のなかに消えていきます
 
いちご-苺- 05月14日(金)
 
いちごの花がさいて実になりはじめてきました
赤い実になってお口に入れるのはだれかな〜

   

昨年は赤い実になると鳥がつまんでいきました
わたしだって楽しみにしていたのに留守中になくなっていました
きっと鳥がつまんでいったんだ〜って思いましたね(笑)
ここで人間さまは知恵をだしてネットをかぶせたりして
自己防衛するんですね、その気持よ〜くわかります

さて、今年はどうするかな〜
見るだけの楽しみでなくてやっぱり赤くなったの収穫して
そのまま頬ばるのもいいけれどスッパそうだから
いちごジャムにして朝のヨーグルトに入れたいな〜
そんな朝食って最高だよね〜〜ルンルン(気持だけ)

こんなことを想いながらワクワク楽しんでるんですけど
毎朝夕やってくる小鳥たちも楽しみにしてるんやろな〜
そう思うとネットかぶせて防衛しようかどうか迷う

それにしてもここで掲載するのにふつうは赤い果実ですよね
でもその写真が掲載できる保証がないから(笑)
ここに記念写真しときます、ね^o^

鳥さん食べるなら食べてもいいよ
でもわたしがさきに見つけたら食べちゃいますよ

まるであたらしい戦争ごっこの田舎版やね、これは(笑)