むくむくアーカイブス 最新更新日 2012.3.31

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あい自然学校の日録-3-
2005.3.19〜2005.5.20

March 19, 2005
蕗の薹



この季節、山の中にも春がやってきて、

蕗の薹が大きくふくらみはじめます。

自然の恵みを、まづ愛でて、それから採取しますよね。

蕗の薹は、てんぷらよりも蕗の薹味噌がいい。

蕗の薹は、春一番の自然の恵みです。


March 27, 2005
菜の花-白菜-



めっきり春らしくなりました。
はたけの白菜に花が咲いてしまいました。
黄色い花、菜の花、白菜の花なんです。

野菜は花が咲く前に収穫してしまいますから、
花が咲くのをみることはあまりないですね。
でも、そのままにしておくと、ほうれ、このとおり。

黄色い野の花、野菜の花、白菜の花です。


April 01, 2005




4月1日、エイプリルフール
だからといって嘘をつくわけではありませんけれど、
空、そらです、青空、雲がある空

青空は何もない空です
何もないけどいっぱい詰まってる空です
これから始まる何もない写真学校
写真ワークショップ京都が始まります

何もないけれどいっぱい詰まってる学校
飛ぶ学校、飛んでる学校
あい自然学校もそんな学校の仲間です


April 04, 2005
蕗の薹



庭先に生えてきた蕗の薹
ちょっと採り遅れてしまったので花が咲く

蕗の薹、てんぷらならこのまま小麦粉つけて揚げます
蕗の薹、味噌と炊いて-蕗の薹味噌-にします

水洗いして湯通しして水に晒して炊き込みます。
味噌は赤でも白でもお好みでいいんです
お酒と砂糖とを加えてコトコト炊きます

食べ方は、ご飯にのせて食べるのがいい
ほろ苦い味と香りが春の味とゆうところでしょうか


April 17, 2005
すぎな



山では、土筆(つくし)とスギナが採れる時期です。
スギナは乾燥させてお茶にします。

スギナ茶は野草茶として使います。
これから夏にかけて芽をだす野草茶の材料。
その最初がこのスギナです。


April 19, 2005
つくし



自然派生活にとって、山菜は欠かせない食べ物です。
春の野山は、山菜の宝庫です。
その一番手は、つくし-土筆-です。


April 24, 2005
つくし料理



つくし誰の子スギナの子、って歌われるあの-つくし-
野山で採れる春の山菜、つくしです。

料理方法は簡単。
袴を外し、水で洗って、ゆでて出来あがりです。

食べ方は、ぼくはポン酢をかけて食べますが、
醤油でも、マヨネーズでもいいんじゃないですか!

穂先も一緒に食べれば、ほろ苦さが味覚です。
このほろ苦さがやみつきになるんです。

春爛漫の野山です。


April 28, 2005
うどの芽



山にて<うど>の芽を収穫しました。
春は山菜の収穫季節です。
山菜、主食にはなりませんけれど、栽培野菜とは違った風味のものです。

自然生活をやっていくうえで、この山菜採取は欠かせないものと思っています。
山菜採取は、はたけ作業よりも、いっそう自然に向かった作業なのです。
山に入って自然のなかで、自分を見つめる作業でもあるのです。

最近は山菜ブームで、都会から郊外の山へ入っていって、山菜を採取します。
心はまったく都市生活感覚で、自然のものを根こそぎ採取、なんてね。
これではまったくダメですね。
アーバンライフからルーラルライフへの移行は、心のあり方の問題です。


May 07, 2005
蕨-わらび-



春の野に蕨がはえております。
土から出てきた新芽を摘んで食べます。
蕨はあくがきついので、灰汁か重曹であく抜きをして、
一晩、水に浸しておきます。

食べ方は、醤油かポン酢をかけて、そのまま食べます。


May 08, 2005
野蕗



田舎の家の庭先一面に、野蕗-のふき-が芽を出しているので採取しました。
早春には、蕗の薹-ふきのとう-が芽を出して、これを採取し、
てんぷらや蕗の薹味噌をつくりますが、その後に出てくる野蕗です。

自然派生活では、自然のものを、なるべく自然のままに食べる。
採取した野蕗は、茹でて柔らかくして、ポン酢か醤油で食べる。
醤油味で煮込んで、佃煮にしてもいいですね。


May 20, 2005
山は山菜の宝庫



自然に親しむ生活スタイルをめざしています。
まるまるエコロジー生活、略して<まるエコライフ>

いまの季節、山では山菜がたくさん採れます。
先日、山へ入って収穫した山菜です。
わらび、のぶき、せり、みつば

野菜は栽培で、農作業の一環ですが、山菜採りはどうなんでしょうね?
農作業というより、エコロジーライフの作業ですかね。
もちろん最近は山菜が市場に出回っていますけれど、大半は栽培されてる。

山に入って、自然の恵みをそのままに・・・というのは採取生活の形です。
自然に親しむ、その心を考えていきたいところです。