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最新更新日 2017.1.3
アグリネット
中川繁夫:著
 アグリネットblogに連載の文章

食べ物雑感
 7~1 2016.12.11~2016.9.1

 

食べ物雑感-7- 2016.12.11

食べることへの欲求は、生きていくことに関わっています。
生きていくなかの身体の維持、生命を保っていくことに関わります。
食物を取らないで生命維持が保てないから、食べることは本能です。
こうして根本のところを考えることなしに、ぼくは食事します。
素材を加工して、美味しいという感覚を育てて、食します。
人間の知恵といえばいいでしょうか、見た目に感動させるように。
味覚といえば個人差があるとはいえ、これはうまい!、なんてこと。
贅沢といえば贅沢なはなしですが、いまやお金があれば、食べられる。
自給自足を考えるなんてことは、消費経済の中にいるから考えられる。
写真にあげたのは、ある駅中のカウンター、朝食セット、お茶漬け。

-6-

 

かって食事といえば家庭でつくられ家庭で食べることが原則でした。
家庭を持たない単身者であっても食事は自炊していたのではなかったか。
街の生活であれば、食材を売るお店があって、おおむね個人商店でした。
いつごろから変わってきたのだろう、記憶を逞しくして、思い出します。
いまから60年ほど前、昭和30年代、千本商店街にレジを備えた店ができた。
スーパーマーケット、そんな言葉が聞こえだしたのも、その頃だったかも。
食事文化というか、食する形が、流通の過程から変化してきます。
いまや買い物は地場スーパー、大手スーパー、コンビニ、などです。
食事する店は、全国展開するチェーン店、写真は牛丼チェーン店の牛鍋です。
変わってきましたね、食事の在り方、この先も変わり続けるでしょうね。

-5-

 

マクドナルドのハンバーガー 2016.10.26
2016年11月現在の食べ物事情を見てみます。
野菜が高騰しているといいます。
食材を買う所はほとんどスーパーマーケットです。
大手のスーパーから地域のスーパーまで、個人商店はほとんどなし。
外食を見てみると、ファーストフードの店舗がほとんどです。
掲載した写真は、マクドナルドのハンバーガーです。
回転寿司、ラーメン、洋食、牛丼、うどん、ほとんどチェーン店。
もうひとつコンビニエンスストアー、コンビニチェーンがあります。
食文化は、かってあった形態から、大手資本のグローバル戦略に変わっています。
世界規模で展開されるチエーン店から地域限定的なチエーン店まで、多種多様。
この状況を嘆いてみても始まらない、否定しても仕方がない。
食のグローバル化はますます避けて通れないでしょうね。
そこで自分はどうする、という地点に立つわけです。

-4-

 
2016.10.14
食べ物というのは、人間生存の必要条件だから、そこへ興味がいくのは当然です。
食生活を考えること多々ありますが、好き嫌いがあって当然のことです。
何でも食べるとはいえ、好きなモノと好きでないモノがあります。
どりらかといえば高カロリーなモノが好物のようで、肥満体です。
食が抱負になった日本の現状で、食生活も飽食の時代です。
一方で、世界には食糧が十分でない地域と国があります。
いやいや日本の国内だって、食にありつけない人たちもいます。
つまりお金があれば生活できますが、なければ生活ができないわけです。
弱者を救済する制度があるとはいえ、十分ではない現状があります。
どうしたらいいのか、ぼくは、立ち止まってしまいます。

-3-

 

食べることって言うのは、人間が生きていくのに必須の条件です。
これは言うまでもなく、動物は食べることで生命を維持しているわけです。
もっと広く言えば、植物だって栄養素を取り入れ成長するわけです。
つまり、動物も植物も、生命体といえばわかるか、食べること必須です。
現代の人間社会なんて、食べることは十分にある、なんてことはない。
格差社会だから、食べられる人、食べられない人、その差が激しい思う。
ぼくは、日常的に、お金のかかる贅沢はできないけれど、食べられてる。
年金だけど現金収入があるから、それで食っていけてるわけです。
俗に食糧問題、食に飢える子供たちがいる国がある。
日本でも、炊き出しの世話になる人たちがいる。
食べることの問題は、格差社会を是正していく問題でもあるんですね。

-2-

 

2016年7月1日というのは、文字清さんと先つ飛鳥へ一日旅行した日です。
その日の朝、一人で朝食、なか卯の卵焼き定食、定価250円です。
この卵焼き定食、これをぼくは旅行日の朝、一人で、よく食べます。
ひところは200円だったのが、いまは250円、安いといえば安い。
牛丼店の朝定食では、これが一番安いのではないか、と思う。
ごはんに目玉焼き卵と味噌汁、それに味付けのりという内容です。
かって、ひところ、朝食はホテルのバイキングではなくて、朝食を食べていました。
大阪市内のホテルで、だいたい1500円から2000円ほどだったと記憶しています。
そういえば、食べ物、外食はピンからキリまで、最近はキリのほうを食べます。
家庭にしても、時間外で割引になった食品を選んで買うようにしています。
倹約、というより収入が少ないから、経費節減の自衛です。
なんだか、人間として、これでよいのか、と思うときがままあります。
贅沢とか節約とか、なにかと食べ物への支出は、ままなりません。

-1-

 

食べ物へのこだわりといえば、ローカルエリアにおける食物の流通、ということがおおきなテーマになっているように思えます。
ここに掲載した写真は、たぶん、ローカルエリアのなかで作られた食ではなくて、大量生産されたものの寄せ集めではないかと、推測するところです。
ここでは、食の安心安全、地産地消、などを眼中にして、食のことを考えるブログを想定しております。
なのに、実際には、そうなってはいなくて、右往左往しているところです。
どうしたことかと思いながら、このブログを運営しています。